こうしょきょうふしょう


先日出先で、外壁工事中と思われる、足場やネットに覆われたマンションが目に入った。

私の視力は両目とも1.0(時には1.2〜1.5)なので、無駄な自信を持って断言させて貰うと、屋上で、作業服を着た男性二人が、話をしながら歩いていた。

そこが地上何百メートルも超えている場所とは感じさせないほど、“普通に道を歩いている”感じだった。

遠目ではあったが、(なにしろ私は視力がいいので)太もも辺りまでは見えていたと思う。つまりは、下がよく見える状況だ。

どんな職業の中にも、“最初はダメだったけど、場数を踏んで慣れた”とゆう人もいるが、最初から意に介さない人もいる。また、今回の例で言えば、“高所恐怖症ではない”とゆう以上に、“高い所が全然平気”とゆう人もいる。あの方達がどれに属するか分からないが、高い所が平気、とゆう時点で凄いなーと思った。

私は大人になって、とある建物の、手すりからもステップの隙間からも、ステップ自体からも下が見える螺旋階段を登って、初めて自分が高所恐怖症だと認識した。

そういえば、随分前に久しぶりに乗った“空飛ぶブランコ”で、あれ?怖いかもしれない、、早く降りたい…!と思った気もするがそれは置いといて。

私の場合は幼少期以降、高いところを体験する機会がなかったから、後戻りできない状況でいきなり認識する羽目になってしまったのだろう(螺旋階段は降ってはいけない仕組みだった)。

「螺旋階段事件」で、はじめて足が“震える”のを体験した。歩くのがシンドイくらい。足が震える日が自分に来るとは思っていなかった。震えている事実に驚いた。「恥ずかしい」とも思ったかもしれない。

なんとなくだけど、そういった体の変化を“認識”したことで、その後も動揺したら色々な症状??が出るんじゃないかと思う。分からんけど。


てか、高いところ苦手、寧ろダメだと、人より生きにくい気がする。

いや、分からんけども。