技術より感性


デニスの事があって、気がついたのだけど、どうやら私は、フィギュアスケート自体が好きなのではなく、“フィギュアという手段を使って表現している人”の中で、自分好みの人を観ているだけらしい。他の事柄でもそうだ。例えば音楽だって、とあるアーティストのファンだが、その人達の括りがたまたま“ロック”なだけで、彼ら以外のロックは全く聴かない。他の好きなアーティストも、本人自身が好きなのだ。

…なんか書いてて、例えがズレている気もしてきたが、、、まーいーや。

“表現”て本人が出るから、そこを観ているのだと思う。だから、嫌いな選手もいるし、興味のない選手もいる。テレビは録画して、飛ばしながら見ていますよ、ええ。

自分がこんな面倒くさい性格じゃなければ、競技自体のマニアになれたんだろうけど。すんごい格好つけた言い方になって恥ずかしいけど、“感性”を見ている気もする。もちろん、トップ選手の技術はすごいと思うけど。

そもそも気付かされたキッカケは、とあるフィギュアコミュニティの管理人さんが、かなり強い表現で、“特定の選手のアンチ”を拒否していたから。推測だけど、“悪意で荒らされる”事を予防しているだけに感じたので、私も荒らす気はないし、気にしなければいいんだろうけど、でも、嫌いな選手がいる以上、参加は無理だな、と思った。

わざわざ「この人キライなんで」なんて大人気ないことを言おうとは微塵も思わないし、そういう人自体どうかと思っているし、表に出さなきゃいいワケだから、好きな選手の話題だけに参加すればいいんだろうけど、後ろめたさを拭えない、、。小心者なんで…。